「……お慕いしております、マイロード……お嬢様……ジュリア…様……」 言葉を重ねて私を呼ぶ彼の声に、身体の奥が疼くようにも感じる。 「……リュート、好きよ……私も、あなたを……」 抱きつく私の身体を、腕の中へ深く抱え込んで、 「……たとえ、深く罪に苛まれても、あなたと共にいられるのであれば……」 リュートは告げて、 「……私は、構わない……」 唇を重ね合わせたーー。