「……愛しています、ジュリア様。 この、一面に咲く白き花に賭けて、 貴女を、心より……」 そう、この真っ白に咲く花に寄せて、私もリュート貴男を愛していると…… 互いに秘めてきた思いを伝え、口づけを交わして、 私たちを祝福してくれるかのように、純白に咲く花に囲まれながら、 いつの時までも永遠に離れずにいることを、ふたり誓い合った……。 -end-