「危ない!」 キャベツを手に下げて、家まで歩いていると。 どこからか飛んで来る大きな声。 どうやら、私が危ない…らしい? そう思った時には衝撃が走った。 「キャアア!」 キキーッとブレーキ音。 一体何が起きたんだ。 背中、かな、後ろが痛い。 「ごめん!君、大丈夫?!」