〈 独り言多いね、君〉

上から急に聞こえた声。
てっきり誰もいないかと思ってたから
びっくりして声がした上を見上げると、
登れるようなスペースの上に人がいた。

金髪のこれまた綺麗な顔の男の子だった。

「あ、いたんですか」

〈うん、ここ僕の特等席〉
そういって綺麗な顔で笑った男の子。

そうだったんだ...ここでは1人になれない、
仕方ない。別の場所探そう。


「そうだったんですね、じゃあ」

そう言って起き上がり立ち上がると





〈 君はひとりが好きなの?〉