「はい。」

その櫂君の隣まで歩く途中も視線が痛くて
気にせず座ると隣の櫂君という人は
机に突っ伏して寝ていたので顔が見えなかった。


次のチャイムがなり、周りの皆が科目の準備をしている中
私はまだ教科書が届いていないので
どうしようとオロオロしていると
科目の先生が来てしまい隣の席に
見してもらいなさいとだけ言われ
授業が始まってしまった。