「俺のことも忘れんなよ」 といって望月くんの頭をこつんと叩くのは、1年時同じクラスだった雪村蓮斗くん。 「蓮斗、痛いじゃねーか。」 と言って頭を触る望月君。 「あれ~そんなに強くたたいてないんだけどな~」 「このドS野郎」 と仲良く言い合いを始めた。 「はいはい、二人とも悠葉ちゃんが戸惑ってるから」 と仲裁に入ってくれた美海ちゃん。 「悪いな、北上さん」 といって二人は謝ってくれた。