シュガーソルト*





「羽琉くん、いらっしゃい!陽葵なら二階で寝てるわよ~」




「おばさん、少し上がっていい?」





「風邪がうつっちゃうといけないからね~…」





「少しだけ!」




そう言ってお願いすると、おばさんは“少しだけなら”と言ってくれた。








「…陽葵、入るよ。」



ノックをして入ると…