「今日、暑いからかな…」 そう言って手で顔を扇いだ。 「そっかー…ならいいけど。」 …嘘ついた。 やっぱり、まだ体がだるい。 「陽葵ちゃん?陽葵ちゃん?!」 頭が痛くて、その場にうずくまったまま意識を失った。