とりあえず、近くのカフェに入った。 「あ、てかさ、陽葵ちゃん臨海のこと聞いた?」 コーヒーを飲みながら玲緒が聞いてきた。 「聞いた聞いた!玲緒も来るんでしょ?」 「俺来るよ~!めっちゃ楽しみ!」 目がキラキラした玲緒は、まるで子供みたいだった。