「大丈夫?」 「ご、ごめん…。」 玲緒が支えてくれたからこけはしなかったけど…。 「じゃあ、行こっか!」 玲緒はそう言って私の手を握った。 「…あれ?陽葵ちゃん顔赤いけど……あ、手?」 こくんと頷くと、玲緒は笑った。 「でもこうしてないと、まーたこけるでしょ?」 それもそう…かな?