「陽葵、昨日は…ごめん。」 急に頭を下げてきたはるくん。 「…俺、どうかしてた。」 頭をあげた顔は本当に後悔したような顔をしていた。 「…謝らないで?私は、大丈夫だから。」 それからなんだかぎくしゃくして、家に着いた。 「はるくん、私は今まで通り普通に接してくれると嬉しいな。」 そう言い残して家に入った。