それは自意識過剰かもしれない。 俺はトボトボと自分の教室へと向かいながら、自分自身に問いかけた。 真奈の事が好きだ。でも、真奈がどう思ってんのか。怖いのだ。 また、俺の気持ちが届かないんじゃないかという不安と焦燥が心の中で交じり合っていた。 「……あー。俺、ヘタレ」 俺は自分の髪をぐしゃぐしゃにしてから、窓際にあるものが見えた。 あ、あれ。 飛行機雲だ。 窓から見えた景色は、一直線に飛行機雲が作られていた。 飛行機雲みたいに。正直に、真奈に伝えられたらいいのに。 「飛行機雲?」