「…あ、そう。ならいいけど」 「那月今日、どうしたの」 「なんで?」 「…私から見たら、今日の那月は変だよ」 そう言って私は満面の笑みで那月に声を発した。 「…あー、そうか。俺、今日おかしいかもな。俺、じゃあ俺行くわ」 那月は右手で顔を隠して、私に言って去った。