さくらの色にほおづいて

私は咲愛に聞いてみた。

「うん!好きだよ!」

「そっか!」

「長い片想いやなー。はよ告りな!」

「そんな勇気私にはないんだよぉ。」

琉亜は相変わらず告れー!って咲愛に茶化し入れてる。

そっかー、やっぱり好きはそんなにすぐには消えないよね。

きっぱり振ってもらわないとだめだよね。

私は咲愛に頑張ってね!と声をかけた。

「私、ちょっとトイレ行ってくるね。」

「「うん!行ってらっしゃい。」」