耕平に再会してしまうというアクシデントの後、私は妙にテンションが上がってしまい、ずうっと喋っていた。
いろいろなお店を覗きながら商品にツッコミをいれてみたり、好みでも無いものに対して、あれかわいーと言ってみたり。
さっきまで、一之瀬さんとの会話は緊張していて口に出す前に頭の中で推敲していたくらいだったのに。
酔ってるわけでも無いのに饒舌になってて、意味のないことばかり言っているのが自分でもわかる。
一之瀬さんはそんな私のテンションに苦笑いしながらも付き合ってくれている。
本当に、大人だ。
一通りお店を見終えて、ショッピングセンターの端まで来た。
この後どうしようか、何かいい案はないかと考える前に、一之瀬さんが口を開いた。
「場所を変えないか?」
どうやら、ショッピングセンターからは移動しようという意味らしい。
駐車場に戻る途中、寄りたいところがあるという一之瀬さんに着いていくと、そこは小さな喫茶店。
ショッピングセンター内でも目立たないところにあり、他のチェーン店の喫茶店に比べると遥かに小規模だ。
そこで、チョコレートケーキとチーズケーキをテイクアウトで注文していた。
「ここのケーキ、美味いんだよ。」
「なんだか、浮気されてる気分です。」
「バカ言え。本命はこっち。浮気相手はお前の店の方だ。」
「なっ!?」
声を出さずに笑う一之瀬さん。
私の緊張もすっかり解れ、こんな軽快なやり取りも、出来るようになってきた。
いろいろなお店を覗きながら商品にツッコミをいれてみたり、好みでも無いものに対して、あれかわいーと言ってみたり。
さっきまで、一之瀬さんとの会話は緊張していて口に出す前に頭の中で推敲していたくらいだったのに。
酔ってるわけでも無いのに饒舌になってて、意味のないことばかり言っているのが自分でもわかる。
一之瀬さんはそんな私のテンションに苦笑いしながらも付き合ってくれている。
本当に、大人だ。
一通りお店を見終えて、ショッピングセンターの端まで来た。
この後どうしようか、何かいい案はないかと考える前に、一之瀬さんが口を開いた。
「場所を変えないか?」
どうやら、ショッピングセンターからは移動しようという意味らしい。
駐車場に戻る途中、寄りたいところがあるという一之瀬さんに着いていくと、そこは小さな喫茶店。
ショッピングセンター内でも目立たないところにあり、他のチェーン店の喫茶店に比べると遥かに小規模だ。
そこで、チョコレートケーキとチーズケーキをテイクアウトで注文していた。
「ここのケーキ、美味いんだよ。」
「なんだか、浮気されてる気分です。」
「バカ言え。本命はこっち。浮気相手はお前の店の方だ。」
「なっ!?」
声を出さずに笑う一之瀬さん。
私の緊張もすっかり解れ、こんな軽快なやり取りも、出来るようになってきた。

