その瞳は、嘘をつけない。

思わず漏れてしまった独り言。
いつもなら恥ずかしくなって、居心地が悪くなってしまいそうな状況だけど、
そんなことも気にならないくらい動転していた。

”今日は店にいないのか?”

お店に来てくれてるってことかな、たぶん。
メッセージは今届いたばかり。

”こんにちは。
今日は早番なので、ちょうど今休憩に入ったところです。
来て頂いたんですか?ありがとうございます。”

私に考え付くメッセージは、相変わらず味気なくありきたり。
気の利いた言葉が思い浮かばないから、そのまま送信すると、
すぐに返信が来た。

”そうか。また寄る”

ちょっとちょっと、これって・・・
なんかもう、一気に体中が熱を帯びてきて、
今の私はきっと、顔が真っ赤になってるはず。

また、来てくれるって言ってくれてる。
また、会えるんだ。
いつかは分からないけど、それでも
すごくすごく嬉しい。

”ぜひぜひ!いつでもお待ちしてますね(*^^*)”

なんて、社交辞令みたいな返信しかできないけれど、
もう胸がいっぱいの状態で、
まだ蓋を開けてもいないお弁当を目の前にし、
食欲がない、というか、食べなくても平気かも、なんて
初めて思った。