その瞳は、嘘をつけない。

12月25日

クリスマス♡

なーんて、今まで彼氏というものがいたこともない私には無縁の行事。

仲が良かった友達の多くは大学に進んでいて、
たまに会ってお茶したりはするけれど、
ノリが違うってことは否定できない。
そしてクリスマスにも誰からもお誘いは来なかった。
高校時代の方が、みんなでワイワイ騒げて楽しかったな・・・。

「おい、随分時化た顔してんな。」

「え?」

廊下を歩いていたら、向かいから歩いてきた人に声を掛けられた。

逆光で顔がよく見えないんだけど、この声って・・

「一之瀬さん・・・
お、おはようございます。」

「あぁ。」

だんだんと近づいてきた一之瀬さんの顔が
しっかりと見えるようになってきた。

あれ、なんか、雰囲気が・・・。

「昨日は彼女さんとデートだったんですか?」

「・・・・・ほっとけ。」

きっときっと素敵な夜を過ごしたんだろうなぁ。

いつもより、ちょっと雰囲気が柔らかかったもん、一之瀬さん。