その瞳は、嘘をつけない。

「一之瀬さんは考えてないんですか?結婚。」

「は?」

「実加ちゃん、いい奥さんになりそうっすよね~♪」

「人の彼女を気安く呼ぶな。」

「今日は愛妻弁当じゃないんですね。」

「まだ妻じゃないからな。」

「でもいいなー料理上手の奥さん。
うちの彼女、流行りのお店とかには詳しいんですけど
家事はあんまり・・・。」

「まぁな。座ってればいいものを、ちょこまか動き回ってるよ。」

「そんなこと言って、そこがまた可愛いって思ってるんじゃないですかー?」

「青木・・・今日は随分と絡むな。」

「一之瀬さんと恋バナできることなんて滅多にありませんし?」