中学2年の時その出会いわ突然訪れた。
職場体験でペットショップを選んだ私わそれまで話したことのない同じクラスのたかしと二人だけでの職場体験となってしまった。
たかしわクラスでも悪で怖いと有名で私なんかのことまったく眼中にないと思っていた。
お店の人にあいさつをして犬小屋の掃除に取り掛かる私。たかしも犬小屋掃除を無言のままはじめた。
しばらくたつとたかしが
私に話かけてきた。
「おい!」
「なんでこの仕事なの?」
『とくに理由わない…』

「そうなんだぁ〜」

『うん…』
言葉がつまる私。
なぜかすごく緊張していた
「お前さぁ〜」
「彼氏とかいんの?」
たかしが私にそんな質問をしてきた。
内心
《なんでそんなこと…
答えんとならんのぉ》と
思ったけど私わ答えた。

『彼氏わいないよ』

「あ〜そうなんだ」

「がんばれよっ」

『はい…』

ただただ答えた。
そしてたかしが

「お前可愛いのにもったいねぇなぁ〜」
私わ赤面してその場から立ち去り外にでた。

男の人に面と向かって、かわいいなんて言われたのが初めてだった私わ、嬉しさと、恥ずかしさで、胸がいっぱいだった。