(蘭華side)
どーこーだぁー!!

潤「蘭っ!!ダーメっ!!」

あ"ぁ?

何が駄目なんだよっ!

なんて思ってると、保兄が耳元で教えてくれた。

保「その殺気しまって。麟龍達にバレんぞ?」

そう言う事か。

潤兄言葉不足過ぎんだろ。

まぁ、納得したし良いか。

『理事長室まで連れてって!!』

あたしは殺気をしまいながら保兄達に頼んだ。

保「あぁ、それで怒ってたのか。良いぞー。」

潤「こっちだよ。」

ー1分後ー

無事着きました。

保兄達来てなかったら今頃迷子になってる。

保兄達来て良かったぁー。

『保兄と潤兄、ありがとう♪』

潤「いやいや。蘭の為なら出来る事はなんでもするしっ!!」

保「これからは殺気あんまり出すなよ?出すとしても20%までだ。分かったか?」

コクン

潤「じゃ、じゃあな。」

私は保兄達と別れると理事長室に入った。

ガチャッ。

あっ。

ヤベェ、ノックすんの忘れてた。

まぁ、良いか。

?「蘭ーー!!ギューーー!!」

ドカッ!!

バキッ!!

何でコイツが此処に居んだよ!?

『抱きついてくんじゃねぇよ。恭ちゃん。』

恭「ごめんなさい。」

超舌打ちしてぇー。出来ねぇから、

フィ。

そっち見てやんない。

つーか、さっきチャイム鳴ってたから1時間始まってんじゃねぇーか?

クイクイ。

恭「ん?どした?」

『クラス何処?いち時間目始まってる。』

恭「えっ!!えぇぇぇぇー。…あっ!クラス!1ーSで担任は今から呼ぶから待ってて。
………ザザ…トントン……えー、1ーS担任の松咲弥先生。至急理事長室まで来てください。来ないと痛い目に合いますよ?」

何その変な呼び出し方は。

つーか、最後の何?

ただの脅しじゃん。

で、松咲弥は親父の弟で華蝶7台目副総長。

バタバタバタ………。

バンッッ!!

あっ、来た。

早いなぁ〜。

流石だわ。