先生と一緒に。


素直に言えなかったけど、赤ちゃんの誕生を楽しみにしていた事、


母の妊娠生活を身近に感じて、命が誕生するということが


すごい奇跡で、同時に自分も大切に思われ、待ち望まれて生まれた事、


そんな命の誕生のお手伝いが出来る助産師を本機で目指し叶えようとしていた事、


その矢先に胎児死亡が分かり、週数が進んでいたことから分娩で


痛い思いをして出産したが、赤ちゃんは泣かず、母の聞いた事無い程の


鳴き声と嗚咽、ごめんねの言葉を聞いて怖くなった事、



母の前では泣くのを我慢していたけど、ずっとこの心の中の


気持ちを誰かに聞いて欲しくて、でも吐き出せなくて、溢れて来る想いを


泣きながら吐き出した。うんうんと聞きながら背中をさすって


ハンカチを差し出して来る先生。ぜ〜んぶ聞くから!って話終わるまで聞いてくれた。


少し考え込んだ先生が今度はポツリポツリと話し始めた。