教室に行くと、案の定先生にたっぷりとお叱りを受けた。


「…それでね、原西先生がね!」


今は昼休み。


光と屋上でランチタイムだ。


「ごめんね、光?私がもっと早くに助けに行ってたら怒られずに済んだのに。」


「美琴は何にも悪くないよ?」


そう言って光はにこりと微笑んだ。


私も、微笑み返した。


この笑顔に、今までなんだ助けられただろう。


そう思っていると、


ガチャっ


屋上のドアが開いた。