キーンコーンカーンコーン


遅刻決定。


周りには光と、変な人。


「光を守ってくれてありがとう、変な人。」


「あっお前、金魚の糞の…てか、変な人ってなんだ⁉︎俺は洸、前も言っただろ?」


「それをいうなら、私も美琴って名前があるんですけど?金魚の糞じゃない。」


「お前はその名前がぴったりだ。」


「はぁ????」


「フハハッ」


口喧嘩を横で見ていた光が突然笑い出した。


「どうしたの?」


「だって2人とも息合いすぎ!洸先輩?助けてくださりありがとうございます」


「別に、いい。」


「美琴?そろそろ教室行かない?」


「そっそうだった!!!!!!怒られる!」


「じゃっ。」


「じゃあさよなら。」


「さようなら。」