幼馴染みと、恋とか愛とか

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「どうだった?達川さんの授業は?」


インターン最終日、俺は紫苑さんに呼び出されて社長室に入った。デスクに着いてる彼はにっこりと微笑み、俺はその自信に満ち溢れた顔を見てこう答えた。


「面白かったです。知らない事も沢山教えて下さいましたし、これからの役にも立ちそうだなと感じました」


オフィスの秘密基地の内部に入った学生は俺一人だ。それだけでも、他の学生達よりも得した気分だった。


「そうか。じゃあ有意義なインターンシップになったんだな」


「ええ。凄く充実してましたよ」


そう言うと紫苑さんは嬉しそうに微笑む。
その顔は子供の頃から見てきたものとなんら変わりもなく、俺は無性に親近感が湧き起こった。



「俺……」


彼を見たまま口を開いた。このオフィスで学んだことを今後、どうやって活かすかを思っていた。


「大学を卒業したら、専門学校に入り直そうかと思ってます。達川さんみたいにオフィスや企業の危機を救える人間になりたいから」