「ちょっと行ってきます。し…社長…」
萌音の声が聞こえ、何も考えずに「おー、いいぞ」と答えてしまった。
ドアが閉まって少しして、そう言えば今の声は何となく元気がなかったな…と思い出した。
「たかがコーヒーを飲んでくるだけなのに」
あんな心許ない声を聞かされたら気になるじゃないか。
萌音と一緒に行ったのは首藤で、あいつが彼女に何かをするとも思えないのに。
カチッとマウスをコントロールして、プログラミングの修正を図る。
コンピューター言語というのは厄介で、じっと神経を尖らせてないと解析もなかなか面倒なんだ。
「……駄目だ。気が削がれた……」
こういう仕事は夜中にやった方がいい。
俺も少し休んで、他に手掛けてる仕事を先に済ませてしまうか。
椅子から立ち上がろうとしたら、萌音が就職のお礼と言って買った寄せ植えが目に入った。
仕事でパソコンばかりを見てる時にそれを目にすると、不思議と気持ちが和んでホッと癒されるから眺めてた。
「……俺もコーヒー買いに行くか」
萌音の声が聞こえ、何も考えずに「おー、いいぞ」と答えてしまった。
ドアが閉まって少しして、そう言えば今の声は何となく元気がなかったな…と思い出した。
「たかがコーヒーを飲んでくるだけなのに」
あんな心許ない声を聞かされたら気になるじゃないか。
萌音と一緒に行ったのは首藤で、あいつが彼女に何かをするとも思えないのに。
カチッとマウスをコントロールして、プログラミングの修正を図る。
コンピューター言語というのは厄介で、じっと神経を尖らせてないと解析もなかなか面倒なんだ。
「……駄目だ。気が削がれた……」
こういう仕事は夜中にやった方がいい。
俺も少し休んで、他に手掛けてる仕事を先に済ませてしまうか。
椅子から立ち上がろうとしたら、萌音が就職のお礼と言って買った寄せ植えが目に入った。
仕事でパソコンばかりを見てる時にそれを目にすると、不思議と気持ちが和んでホッと癒されるから眺めてた。
「……俺もコーヒー買いに行くか」

