真夜中、教会のみんなが眠った頃、




私は、泉の横にある、崖に向かった。




理由は、今日見た夢の事と、今日のこと。










崖の上についた。





そして、大きく息を吸い込むと、私は、そこから、落ちた。







次の瞬間、水に包まれた。





そう。




女神を起こしたのだ。






女神は、私を見て、





「なんで、あそこから落ちてくるの!?」




と、怒った。



「へへ、ごめん。」




私は、笑った。






「あなたは、真夜中に起こす時は、いつも、あそこから、落ちてきますよね。」





呆れたように言った。




いつもって言っても、まだ三回目じゃん?





まぁ、そんなことは、言わない。





「で??何のようです?」






「相談と、頼み事があって……」






「あなたが、私に相談事ですか?珍しいですね。」



驚かれた。





「あのね、今日…」




そして、今日あったことを全て、話した。



夢の事、マッドの事、…





「やっぱりでしたか…」




「私も、少し感ずいていましたよ。

確かに、神父は、堕天している。堕人だ。


そして、多分だけれど、あの人についている悪魔は、私たちが感ずいているのを知っている。

知っていて、主に話していない。」




そうなんだ、





「それで、頼み事とは、なんですか?」





そうだった!!




「頼み事はね。
私、予知夢見てしまいました。」




私が話したのは、大規模な夢の話だった。