3日後、大正門の中心に私はいた。




本を形に何かしらの呪文を唱えるはずだった




私が開いた本には一つの文しか解読していなかった




それは、本当にこんなもんでできるのだろうか?と悩むようなものだった。









だけど、私はそれを迷わず読み上げた









「異世界の扉、ひらく扉、重い扉、軽い扉、異世界の扉、今、世界への扉、ひらく扉、ひらけゴマ!!」






アホらしく、矛盾している文。




呪文を言ったあと、





大聖堂の中心は、



神々しい、光に包まれた。




だが、


私が呪文を言ったあと、



誰かが、逆単語を言い出した。




「魔世界の扉、悪扉、重扉、強扉、魔世界の扉、今、魔界の扉悪扉、開けゴマ!!」





何かが出る瞬間に言った。





中心に、禍々しいオーラの、黒い扉が出現した。





扉を開けようとする、逆単語を、唱えた人物。




みんなが、「止めろ!!」、「とめろ!」


という。



だが1歩遅れて扉は開いてしまった。






私はすぐさま大聖堂の外側に、シールドを張った。





出てきた何かは、悪魔の大群、軍隊だった。






教会にいたものが次々に魂を吸われていく。





私はそれを止めようとして扉を閉じようとする。





扉を閉じる方法が、何かの本に書いてあった気がする。





だけど、魂を吸われてしまった人はどうなる?






私は必死に考えただけど、答えが出ない。






私は答えが出ないまま呼ぶはずだった魔世界の扉と逆の、天世界の扉を出した。






第1に出てきた者は、『神様』だった。



第1声は




「何が起こったんだ?」



だ。





神様は話していくうちに私に吸い寄せられたと話していた。





こちらの事情を話して神様は、手伝ってくれると言ってくれた。






神様が魂を戻し、私が魔世界の扉を封じるという話になった。






いちか、バチか、試してみる。





呼び出しの呪文とは逆の呪文を唱えた、そしたら見事成功してしまった!






嬉しい、感動、喜び、様々な嬉しいという感情が揃った。





神様が帰っていく。




神様は内側から扉を閉めると言ったそうすると、こちらの扉も閉められるそうだ。





私は最後に聞いてみた。



「あなたのお名前は何ですか?」


と…




神様はしずかに笑い





「私の…僕の名前は…俺の名前は…ゼウス。ゼウスだ。」



と言った。



私は感動の前に何度言い直すんだよと突っ込みたくなった。



でも、ゼウスかぁ、、



いい人に助けてもらったなぁ。



気分がアゲアゲになった





私がアゲアゲのところを見て



神様は帰っていった。




なんかとっても笑っていたけど














そこから両目が黒色の男が現れた





まわりが真っ赤になった






血の海だ





見たくない、嫌だ、やめてくれ





そういう声が聞こえてくる







その神父は私に襲い掛かろうとした







やめて!!!!




叫んだその時





パチッ



目を覚ました。




なんだったんだろ?





あれは私の夢か、それとも5年前の過去か?





頭の中はごちゃごちゃと糸が混ぜ込まれたようになる。




今日はクリスマス当日だった





いつもは気分がいい、この朝





私は気分が悪かった。