先生の独占欲


「おはよー!」


「はよ」


私があいさつすると適当だけど返してくれる。


「入学式だー!同じクラスだよね?」


「うん。三組」


「楽しみー!」


「嘘、めんどくさくない?」


こんな風に人の意見に反対するのも私に対してだけ。
それがすごくうれしい


「夏瑠、これからも友達だよ!」


「うん。それより私の質問の答えになっていないと思うのは私だけ?」


そんなしょうもない会話をするという幸せを体感しながら私達はバスに乗って学校に向かった。

教室について席につくと夏瑠は私の前の前の席というなんとも言い難い感じだった。

クラスのみんなも自分の席についてそわそわしている子が大半だった。
中にはばか騒ぎしている子もいたが。