~休み時間~


「侑士君ってすっごくかっこいいよね。」

「侑士君って彼女いるの?」

「ライン交換しない?」

「ねぇ、夏菜、侑士くんすっごいモテモテだね。」

「うん。私たちの知っている侑士も、モテてたけどね。顔一緒だし。」

「そうだよね。やっぱ侑士だ。」

 やっぱり中学校と変わらない。すごいモテモテだ・・・。私とは到底釣り合わない。私も負けてられないな。侑士に近づきたいけど・・・

「おほほほほほほほほほ。私は、鈴山 麗華。あの鈴山財閥の長女よ。侑士君私の彼女にしてあげる。」