でも、合コンの話を受けた瑠璃を見た時確信した。この胸の痛みを。 「松本…くん?」 俺の腕の中で俺の名前を呼ぶ瑠璃。 こいつだけはこいつだけは誰にもやりたくない。 こいつだけは誰にも触れさせたくない。 瑠璃を俺だけのものにしたい。 でも、もしこの気持ちを彼女に伝えて拒絶されたら? 俺は瑠璃と話せなくなると思った。 瑠璃をこうやってまた抱き締める事も出来なくなる気がした。