「この事はクラスの人には内緒だよ?」 帰り際そんな事を言って2人は帰って行った。 2人は同じ駅の近くの家に住んでいて 私が想像するに肝試しの日に付き合い始めたと私は見ている。 「あいつが、彼女…」 隣では未だ衝撃を吸収していない松本くんが立っていた。 「松本く~ん」 私は松本くんの顔の前に手をヒラヒラさせてこっちの世界に連れ戻した 「俺も彼女ほしい、」 「ふふっ、松本くんモテるじゃん」 「……とりあえずほしいの」