一通り要らない物と持っていく物を分けた。 「ん…?」 部屋を見渡しているとベッドの上に見覚えのないノートが1冊置いてあった。 そのノートは大きさはそんなに大きくないが厚さは分厚くて小さめの辞典にも見えた 中身を開いてやっと思い出した。 「懐かしい、もう捨てられたと思ってた」 このノートは私が高校に入る年に書き始めた日記帳。 ~4月6日~ 今日は高校の入学式。 そこには長々と1日あった事を書き込んでいた