過呼吸ぎみになってるせいで
体の力は少しずつ抜けて行く


「はる。ゆっくり呼吸しようね」


少しずつ呼吸も落ち着かせようとしてるけど
苦しい中で冷静にできない


ガラッ

「入るよ。酸素マスク持ってきたから
とりあえず上に上がろうか」


「ありがと
よし覇瑠。俺持ち上げるからね?」


ベッドの上に下ろしてすぐにマスクをつなげた



「はる?その調子。
苦しいけど少し頑張ってね」



「大丈夫だからね?
俺も荘もここにいるから
しっかり息吐いて呼吸続けよう」






3分ほどで呼吸も落ち着いてきて
覇瑠も少し落ち着けたみたいで
すっと眠りについた