レポートをやってる覇瑠の邪魔をしないように
小声でそんな会話を交わした
そのあとしばらくして龍は自宅に帰り
俺はお風呂に入った
お風呂から出ると
少しウトウトしながらレポートを進める覇瑠
「覇瑠?眠いんじゃない?
そろそろ休んだら?」
「うーん…でもまだまだ終わりそうにないから」
「そっか…無理すんなよ」
「うんありがとう
荘は先に寝ていいからね」
「俺のことは気にしなくていいよ」
少し覚めた目でまた進め始める覇瑠
覇瑠のために紅茶を入れて持っていった
「これ飲んであと少し頑張れ」
「わぁ!ありがとう〜」
喜んだ表情に心なしか顔色も良くなった気がする
俺も自分の仕事を進めようと書斎に行って
何冊か本を読み進めた
1時間が経ってそろそろ日付も変わるな…
リビングに戻るとまだ頑張ってる覇瑠
「覇瑠そろそろ眠ったら?
今朝もなかなか起きれなかったし
明日が最終日でしょ?午前で終わるけど
最後はしっかりやり遂げたいでしょ
今日くらい少し早めに寝よう?」
「うーん…そうだねわかった」
渋々うなづいた覇瑠と寝室で眠りについた