んーと、あ!これなら食べられそうだわ。

食べれば文句言われないし。


そう思ってフォークでそれを指して口に入れモグモグと食べる。


「おい。」


「?」


「それはなんだ。」


「ん?ブロッコリーだよ?しらない、「知ってる。」


「じゃあなによ?」


「なんでそんなもんばっかなんだ」


「は?ブロッコリーにだって栄養あるから。」


「ちげーよ!少しは肉とか食え!」


「おぇ。」


「おぇ言うな。お前細すぎんだよ。」


「大丈夫。今痩せ期だけど急に5キロとか増えたりするから。」


「なんでだよ!お前の身体はどうなってんだ!」


「構造はリュウキとほとんど変わらないわよ?」


ニヤッと笑って彩のために添えられた最後のブロッコリーを口に入れた。