「もう少しで乾くと思うからー。」 え? 「それまで俺のだけど着てて?」 キョトン、なんてらしくない顔した私にクスクスと笑われながら差し出してきた黒いTシャツと白い短パン。 「…。ねぇ。下着はどうしろって言うのよ。」 あ!って顔したでしょ今。 「…ん゛ー。」 呆れる私を横目に頭を抱えるヤツは昨日とはまったくの別人のようだ。 「あ!ドライヤー!!!」 ?!?! ちょ、コイツはまさか!! 「いい!自分でやるから!!」