そういう弓木さんから本と図書カードを受け取り、俺はこう言った。 「あとさ俺……毎日、図書室を閉めるギリギリまでいるけど……迷惑じゃない?」 弓木さんは驚いたようにパッと顔を上げる。 やっぱり、迷惑だったのかな……。 「いや、迷惑なら、明日本を返しに来たら来るのを控えようかなって思っ―――」 「迷惑なんかじゃない」