「君が20歳になった時も今の状態のままだったら、確かにまずいよね」 「はい……」 「2年後の君は今よりもずっと綺麗になって、さすがの俺も我慢できないかも」 「はい?」 発言の意図が分からず、聞き返した。 「こっちはなんていう花?」 別のおちょこを手にした新藤さんに凛と咲く一本のお花の絵柄を見せられ、思い当たる名前をいくつか挙げた。 「なっちゃん物知りだね。お花好き?」 「好きですよ」 話をはぐらかされた。 ああ、きっとまた。 からかわれたんだ。 私の反応ってそんなに面白いのかな…。