家に帰ってアイス食って、
テレビ見てぼーっとしてたら、
いっつも道端で井戸端会議してる
母さんが、
慌てて玄関からあわただしく
俺の名前を呼んだ。
「大地っー!!!」
「なにー?」
アイスの棒をくわえながら
玄関に行くと、
「あんた、涼子ちゃん知らない!?
今日ピアノのレッスンで、前から楽しみにしてる日らしいんだけどまだ学校から帰って来てないんだって!
そんなこと今まで無いから涼子ちゃんのママ心配しててさぁ!!」
「は?涼子なら俺たちと同じくらいに帰って来てたよ。もう一時間くらい前には帰ってて良いと思うけど…。」
あ…。
俺の嫌な予感が、また甦り、
俺は青ざめた。
「そういえば、あいつ、変なおっさんに話しかけられてた…。」
「は!?いつ!?どこで!?」
道路に引っ張り出されると、
既にその場には善の母ちゃんと、
青ざめている善が
俺と同じように事情を
詳しく聞かれていた。
善と顔を合わせた時、
俺達はお互いに
すごく後悔していることを
悟った。
動揺しながらも、
的確で瞬時な行動をとる大人達の
そばにいながら、
俺達は
何もすることも出来ず、
ただ自分たちを責めていた。
「俺があの時すぐ、いつもみたいに涼子にちょっかいかけて一緒に帰ったりしてれば…。」
「違う…。俺が道聞かれてるだけだとか言ったから…。」
涼子の母ちゃんの顔が見れなかった。
でも俺たちの目撃情報を元に
警察の力もあり、
涼子は無事に見つかった。
テレビ見てぼーっとしてたら、
いっつも道端で井戸端会議してる
母さんが、
慌てて玄関からあわただしく
俺の名前を呼んだ。
「大地っー!!!」
「なにー?」
アイスの棒をくわえながら
玄関に行くと、
「あんた、涼子ちゃん知らない!?
今日ピアノのレッスンで、前から楽しみにしてる日らしいんだけどまだ学校から帰って来てないんだって!
そんなこと今まで無いから涼子ちゃんのママ心配しててさぁ!!」
「は?涼子なら俺たちと同じくらいに帰って来てたよ。もう一時間くらい前には帰ってて良いと思うけど…。」
あ…。
俺の嫌な予感が、また甦り、
俺は青ざめた。
「そういえば、あいつ、変なおっさんに話しかけられてた…。」
「は!?いつ!?どこで!?」
道路に引っ張り出されると、
既にその場には善の母ちゃんと、
青ざめている善が
俺と同じように事情を
詳しく聞かれていた。
善と顔を合わせた時、
俺達はお互いに
すごく後悔していることを
悟った。
動揺しながらも、
的確で瞬時な行動をとる大人達の
そばにいながら、
俺達は
何もすることも出来ず、
ただ自分たちを責めていた。
「俺があの時すぐ、いつもみたいに涼子にちょっかいかけて一緒に帰ったりしてれば…。」
「違う…。俺が道聞かれてるだけだとか言ったから…。」
涼子の母ちゃんの顔が見れなかった。
でも俺たちの目撃情報を元に
警察の力もあり、
涼子は無事に見つかった。
