『ねえねえ、奏くん!』 『一緒に実行委員頑張ろうね!』
十宮くんはすぐさま女子に囲まれてしまう。そんな様子が視線に入る。
あっ、
「あの、貸してくれてありがとうございました。」
すぐさま相馬くんに消しゴムを返し机に置くとペコッとお辞儀をした。
「いえいえ、そんなにかしこまらなくていいよ。敬語は無しで」
「あ、ありがとう。相馬くん優しいね」
やっぱり異性と話すのは苦手だが、少しドキドキしながら思った事を素直に伝えた。
「いや、別に普通じゃない?困ってたら助けてあげるもんでしょ」
相馬くんにそう言われ、グサッと心に刺さる。私は今まで困ってた人を助けてあげたことがあるだろうか。初対面の人とコミュニケーションをとるのも苦手な私はいつもあと一歩のところで留まってしまう。
「あ、あと伊織でいいよ」
「え?でも、男子を名前で呼ぶのは慣れてなくて」
そんな事を言われびっくりしたが、私にはそんな勇気はない。自然と俯いてしまう。
「じゃあ、練習だと思ってほら1回呼んでみて」
え、そんな急に言われても
「はやく」
「い、いおりくん?」
今私の心臓はバクバクだ。今まで男子を下の名前で呼んだことなんか無いしあまりにも慣れて無さすぎる。
「・・・」
相馬くんは何も答えてくれず、じっと無表情でこっちを見ている。
もしかして、嫌だったかな、それなら結構ショックだな。
「えっと、やっぱり私…」
「なかなか良いと思う、これからそう呼んで」
なかなか良いとは?私は疑問が浮かび聞こうと思ったが
「北門さん、そろそろ帰ろうか」
それは十宮くんに遮られてしまい聞けなかった。
十宮くんはすぐさま女子に囲まれてしまう。そんな様子が視線に入る。
あっ、
「あの、貸してくれてありがとうございました。」
すぐさま相馬くんに消しゴムを返し机に置くとペコッとお辞儀をした。
「いえいえ、そんなにかしこまらなくていいよ。敬語は無しで」
「あ、ありがとう。相馬くん優しいね」
やっぱり異性と話すのは苦手だが、少しドキドキしながら思った事を素直に伝えた。
「いや、別に普通じゃない?困ってたら助けてあげるもんでしょ」
相馬くんにそう言われ、グサッと心に刺さる。私は今まで困ってた人を助けてあげたことがあるだろうか。初対面の人とコミュニケーションをとるのも苦手な私はいつもあと一歩のところで留まってしまう。
「あ、あと伊織でいいよ」
「え?でも、男子を名前で呼ぶのは慣れてなくて」
そんな事を言われびっくりしたが、私にはそんな勇気はない。自然と俯いてしまう。
「じゃあ、練習だと思ってほら1回呼んでみて」
え、そんな急に言われても
「はやく」
「い、いおりくん?」
今私の心臓はバクバクだ。今まで男子を下の名前で呼んだことなんか無いしあまりにも慣れて無さすぎる。
「・・・」
相馬くんは何も答えてくれず、じっと無表情でこっちを見ている。
もしかして、嫌だったかな、それなら結構ショックだな。
「えっと、やっぱり私…」
「なかなか良いと思う、これからそう呼んで」
なかなか良いとは?私は疑問が浮かび聞こうと思ったが
「北門さん、そろそろ帰ろうか」
それは十宮くんに遮られてしまい聞けなかった。
