海さんの会社に着いた。
初めて来たけれど大きなビル。
見上げないと最上階が見えない。
道路からビルの入り口まで物凄く遠いし、玄関も物凄く大きいし、二人の美人な受付嬢まで見える。
私の旦那様は凄い人なんだなと改めて知った。
『会社の前で待ってます』
メールをうつと返信がすぐに来た。
『会社のフロントで待ってて』
え。流石に入るのは……
『会社の前で待ってます』
気が引けた。
『分かった。あと五分後に行くよ』
会社の真ん前で待つのは恥ずかしいから、私は入り口が見渡せる隅っこのガードレールの前に立ち、海さんが来るのをドキドキしながら待つ。
緊張のせいか、背筋がピシッと自然となる。
初めて来たけれど大きなビル。
見上げないと最上階が見えない。
道路からビルの入り口まで物凄く遠いし、玄関も物凄く大きいし、二人の美人な受付嬢まで見える。
私の旦那様は凄い人なんだなと改めて知った。
『会社の前で待ってます』
メールをうつと返信がすぐに来た。
『会社のフロントで待ってて』
え。流石に入るのは……
『会社の前で待ってます』
気が引けた。
『分かった。あと五分後に行くよ』
会社の真ん前で待つのは恥ずかしいから、私は入り口が見渡せる隅っこのガードレールの前に立ち、海さんが来るのをドキドキしながら待つ。
緊張のせいか、背筋がピシッと自然となる。



