Deal×Love

だって私が好きなのは、海さん。

だから洸君の気持ちに答えられることはない。


私は洸君の背中を見えなくなるまで見送るしか出来なかった。


一人で電車に乗ると、アリサからメールが来た。

『洸が一人で来たから一緒に行くね!頑張る!』


アリサを応援したい。

でも洸君はさっき私が断った相手。


気持ちを断る方も、苦しくなるんだって知った。




それから二週間、洸君はアルバイトの数まで減らした。

私のせいかもしれない……いや、絶対私のせい。
アリサは私が気にすることじゃないって言ってくれたけれど、やっぱり気になってしまう。