Deal×Love

この不思議なトライアングルは帰りも。


「次の駅でアリサは降りるだろ?」

アリサが居なくなることにニコニコの笑顔で言う洸君。

「着いてくわ!」

するとアリサはまさかの返答。

「マジかよ!」

迷惑そうな洸君。

でも私は助かる。


電車を降りた後、私のマンションまで送ると言った洸君にアリサまでついてきて、その後二人は帰って行った。

私的にはあの二人がくっついてくれるのが一番助かるし、アリサとは揉めることもないから嬉しいんだけど。

でも人の感情なんて分からないし、強制するものじゃないしね。

それよりも今は私はやりたいことがある。
洸君には悪いけれど、私はそれで一杯なの。