「洸君、こんな朝から何の用?」
インターホンの画面を確認すると、そこにはやっぱり笑顔の洸君の姿。
『おはよ、椿。その言い方、冷たくない?まさか海と上手くいったわけ?』
どうやら幸せがダダ漏れのようだ。
「うん」
あっさり笑顔で返すと不満そうな顔をする洸君。
『海は止めとけ。アイツ、好きな女がいるんだから』
知ってるよ……。
でも海さんは忘れたいって言ったの。
「……でも洸君だって私が結婚してるって分かっても諦めてくれないでしょ?」
『……それ言われたら何も言い返せない』
カメラから視線わ逸らしてバツが悪そうな顔をする洸君。
「海さんは弥生さんから離れたがってるの。私の目の前でもう連絡しないでって言ってくれた」
私は追い討ちをかける。
『そんなのこっそり連絡取り合ってるかもしれないだろ』
何を言っても相変わらず引いてくれない洸君。
「ゴールデンウィークはずっと私と一緒に居てくれたもん。私を選んでくれたもん……」
『……とりあえず降りてこいよ。こんなモニターで会話するより目の前で話そう。一緒に学校行こ』
「私は車で行くから洸君は一人で行って」
『車でまだ大学に行ってたのか?海はそんな甘ったれた椿、好きになるか?』
「……」
インターホンの画面を確認すると、そこにはやっぱり笑顔の洸君の姿。
『おはよ、椿。その言い方、冷たくない?まさか海と上手くいったわけ?』
どうやら幸せがダダ漏れのようだ。
「うん」
あっさり笑顔で返すと不満そうな顔をする洸君。
『海は止めとけ。アイツ、好きな女がいるんだから』
知ってるよ……。
でも海さんは忘れたいって言ったの。
「……でも洸君だって私が結婚してるって分かっても諦めてくれないでしょ?」
『……それ言われたら何も言い返せない』
カメラから視線わ逸らしてバツが悪そうな顔をする洸君。
「海さんは弥生さんから離れたがってるの。私の目の前でもう連絡しないでって言ってくれた」
私は追い討ちをかける。
『そんなのこっそり連絡取り合ってるかもしれないだろ』
何を言っても相変わらず引いてくれない洸君。
「ゴールデンウィークはずっと私と一緒に居てくれたもん。私を選んでくれたもん……」
『……とりあえず降りてこいよ。こんなモニターで会話するより目の前で話そう。一緒に学校行こ』
「私は車で行くから洸君は一人で行って」
『車でまだ大学に行ってたのか?海はそんな甘ったれた椿、好きになるか?』
「……」



