Deal×Love

「ひゃああああ!す、す、すいません!」

狼狽えながらも私は素早く身体を起こして後ろに下がる。

「キスされるかと思った」

ムクッと身体を起こした海さん。


キスぅ!!?

ボンッ!と顔から火を出す私。


「そ、そんな大胆なこと出来ませんっ!」

「でもしてみる?」

「え?」


してみるって……キスを!?


海さんの突然のぶっ飛んだ提案に私は固まって。
すると海さんは少し離れている私に口角を上げて四つん這いで近付いてくる。