「面白かったね」
「……」
エンドロールが終わってすぐ辺りが明るくなると、海さんに笑顔でそう言われたが私は何も答えられない。
だって海さんは私にピッタリくっついていて、緊張のしすぎで内容がさっぱり入ってこなかった。
「あれ?椿、どうしたの?面白くなかった?」
ニコニコの海さん。
絶対分かって訊いてる。
私は不貞腐れてジト目で無言で居ると、
「ごめんごめん、イジメすぎた。椿はあまりにも可愛い反応するからさ」
可愛いっ!?
その一言に顔からはボンッ!と火が出た。
だからサラリとそういうことを言わないで下さい!
「はい、行くよ」
「っ!?」
火を出していたら、またナチュラルに手を繋がれた。
「……」
エンドロールが終わってすぐ辺りが明るくなると、海さんに笑顔でそう言われたが私は何も答えられない。
だって海さんは私にピッタリくっついていて、緊張のしすぎで内容がさっぱり入ってこなかった。
「あれ?椿、どうしたの?面白くなかった?」
ニコニコの海さん。
絶対分かって訊いてる。
私は不貞腐れてジト目で無言で居ると、
「ごめんごめん、イジメすぎた。椿はあまりにも可愛い反応するからさ」
可愛いっ!?
その一言に顔からはボンッ!と火が出た。
だからサラリとそういうことを言わないで下さい!
「はい、行くよ」
「っ!?」
火を出していたら、またナチュラルに手を繋がれた。



