Deal×Love

そんな海さんと朝食を一緒に食べた後、私は部屋に行くと慌ててクローゼットを漁った。

だって、『デート』だって海さんが言った。
可愛い格好しなきゃ!


暫くクローゼットを漁って、大人っぽく見える落ち着いた白のワンピースを着ていくことにした。


その後、お風呂に向かう。
海さんを待たせてはいけないと、シャワーを速攻で浴びて、髪も急いでドライヤーで乾かし、リビングに行くと、スーツを着ていないシャツとジャケットを着た普段着でも爽やかな海さんがソファーに居てくれて、姿を見ただけでもドキドキと私の心臓は高鳴り始める。

「早いね、しっかりお風呂に入った?」

「はいっ」

そう答えるとソファーから立って私の所に向かってくる海さん。

今度はどうしたの?
どうしてこっちに向かってくるの?

近付いてくる海さんに心臓がまた速くなる。
彼の一挙一動に一々反応してしまう私。

私の目の前に辿り着いた海さん。
私はドキドキしすぎて固まっていると、手が顔に向かってくる。