いつものように起きて、準備して、リビングへ行くとちょうどお母さんが朝ごはんを机に並べていた


「おはよ!」


「あら、おはよう。あのね突然なんだけど……千代には転校して、皇牙学園に行ってほしいの」


いつになく真剣な顔でそういうお母さん


「え……??た、確かそこって男子校じゃなかった??」


「そーなんだけどね。千代、男の人苦手でしょ??それを治すためにも男子校で生活を送ってほしいの」


「え、えええええ!?!?む、無理だよぉ、男の人怖い……」


「大丈夫、理事長はお父さんだから融通は利くし」


お願い!とお母さんに頭を下げられて、断りきれなかった


「わかった。私頑張ってくるね!!ところでいつから転校なの??」


「あ、それは今日なの」


「えええ!急すぎるよぉ」


「大丈夫!こっちで準備は全部済ませてるから」


じゃ、頑張ってくるのよ!とお母さんに背中を押され着替えを渡された