どうしよ……、メールも受診してる……。
なにかあったのかなっ。
掛け直すことはせず、まずフォルダで内容を読むと突然のお誘い文。
先輩……。
けど、このままここに居ても
どうしていいか分からないし、一旦出よう。
先輩のことは後から考えよう。
今は、頭がいっぱいいっぱいで……無理だ。
「ごめんなさい……今日は、帰ります!!ご馳走様でした……」
私は、そっと日華くんから離れドアの方へ向かう。
すると、後ろからフワッと日華くんの香水の匂いが包み込むように私を抱きしめる。
うっ……やめてほしい。
そんな止め方……駄目だよ。もっと貶して欲しい。もっと軽蔑してほしい……。
そんな抱きしめ方しないでよっ

