「んーっ、美味しいっ!!!」
いや、本当に頬っぺた落ちそう……
「ね、未来。結構やばい顔してるよ?」
な、なぬっ!!?
「じゃあ見ないでくださいっ」
「冗談だって、めっちゃ可愛い」そうやって、笑う日華くんに思わず胸がトクンと音を立てる。
だって……、いつもは……そんな笑顔で褒めたりしないから……なんか反則だよ。
だめだめっ!なに、ときめいてるんだろっ。
私には、もう先輩という存在がいるのに……
ちょっと反省……。というか、今更だけど
こうやって男の人と2人っきりで、ご飯って……大丈夫なんだろうか?
今まで考えてもみなかったけど。

